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アラサー赤文字系ヲタクOLによる好きなものへの重すぎるラブレター置き場

『虎者 - NINJAPAN -』ジャニヲタの視点での初日メモ(一幕)のお話。

こんばんは。


ついにTravis Japanの初主演舞台『虎者 - NINJAPAN-』が幕を開けましたね。
5月のさいたまスーパーアリーナでの発表から早半年、私個人としては意外とあっという間に感じました。


今回縁あって初日に観劇することができ、また自担の初主演の舞台ということで諸々の雑記を記憶が鮮明なうちにここに残したいと思います。

 

まずは松倉担もといジャニヲタとしての感想を。
ちなみにジャニヲタとしての感想と舞台ヲタとしての感想は少し異なるので、舞台ヲタとしての感想はまた別エントリーに認めたいと思います。
(なお松倉担の私は自称「モーニング娘。の人格」で自担については全力肯定しながら心の中で厄介ヲタクが推しジャンします。)

 

そしてこの先は大いにネタバレ、解釈違い等が含まれますこと予めお伝えします。
あと初日に見た時の脳内メモなので細かい立ち位置や順番は間違っている可能性があります。

 

(クッションです)


Travis Japan「Namidaの結晶」MV (「虎者 ―NINJAPAN―」テーマソング)

 

では以下個人的な雑記とネタバレと感想です。

【入場前】
予めtwitterで松松のフォトセットのお写真を見てその格好良さに卒倒しました。
黒髪の松倉くんis最高。
デコ出し厨なのでお写真もパンフ勝訴!!!

 

先日自身のウェブ連載で、今年はJr.大賞を頑張りたい、みんなに力を貸してもらう代わりに自分はビジュを良くすることに努める(ニュアンス)と言っていましたが、松倉海斗さすが有言実行の男です。
日々格好良さの自己ベストを更新し続けています。

 


【入場後】
ロビーと客席では舞台の主題歌「Namidaの結晶」のインストが流れています。
すごい、これが主演というものか。
劇場で自担のユニットの曲が流れているのすごい。

 

そして客席に入ると舞台のポスターにもある7人の写真が幕に投影されていました。
大きなスクリーンで見ても耐えられるお顔を持つTravis 4K Japanかっこいいです。

 

開演の18時を少し過ぎた頃、客電が徐々に落ちるのに反比例し、BGMが大きくなっていきます。
期待と興奮が抑えきれない客席からの大きな歓声と拍手は忘れられない光景となりました。

 


【オープニング】
▶︎舞〜Introduction〜
てっきり登場から白忍者(ポスターやMVの装い)で出てくるのかと思っていたので、まさかの洋装で驚きました。
上手、下手と順番にクレジット逆順でスポットライトを浴びて一瞬シルエットが映し出される演出がかっこいい。
(なお本当に一瞬なので自担を見逃さないよう構えていなきゃいけないのが大変)

 

洋装で登場しヒップホップ系の曲を1曲7人で踊り上げる。
細かい記憶は抜けてしまっていますが、覚えている限りほぼずっと全員統一した振りでした。
こういう群舞が踊れるTravis Japanってすごく強いなって思います。
振りが統一されているからこそ振り抜けやミスがすごく目立ってしまう。
千秋楽に向けてどんどん精度が上がってくると思うとまた次回観劇できるのが楽しみです。

 


▶︎Namidaの結晶
群舞の後、真っ白な布がステージ上から降りてきて、クレジット順に名前が表示されます。
自担の名前が単独で幕に表示される日が来るなんて。

 

真っ白な布が取れるとそこには白忍者姿のTravis Japanが。
舞台上には床に6つのミラーボールが置いてあり、フルであのMVの世界観を堪能できます。
サビの♪さよなーらーをー♪の手をゆらゆらする振りの松倉くんの関節と筋肉の緩急のつけ方が最高です。

 


▶︎美〜Battle〜
アニメのオープニングのようなブロック。
セーラームーンポケモンのOPで各キャラクターがそれぞれの技を繰り広げる様子を思い浮かべていただくと分かりやすいかもしれません。

ここで観客はどの虎者がどんな技を使えるか分かり、後のバトルでそれが改めて出てきます。

 

虎者は7人兄弟という設定ですが、ここを見る限り松松は双子役なのではないかと考察します。
二人で一緒に雷技を披露するし、その後もアクションのシーンは一部を除いて基本二人で一つとして動いています。
この設定にした方は是非名乗り出て欲しい。
金一封差し上げます。

 

なお初日の松倉くんは登場してすぐに金メッシュ素材マスクの片側が取れてしまい、掛け直すもまた取れてしまったので、ガシっと男らしくマスクを剥いでアクションに挑んでいました。
マスクを剥いだ時の口元の表情があまりにも男らしすぎて、え…松倉様…と一瞬恋に落ちかけました。

 


【闇の帝王・朱雀】
この段階でハセジュン演じる闇の帝王 朱雀と松田リマちゃん演じるカゲロウは父娘、虎者は朱雀の息子、影山くん(オオワシ)と新くん(ハヤブサ)は朱雀の手下ではあるが機会があれば乗っ取りたいと考えている、というところまで読み取れます。
概ね予想通り手下2名がストーリーテラーの立ち位置。

後から自分の中で状況を補完しながら考えると、虎者は朱雀の息子であることを知らずに生きているが、カゲロウは知っているということに気がつきます。
(最初に「兄様たち」と自然に呼んでいるのでてっきりみんな知っているものだと途中まで思っていた。)

 

カゲロウ「ここ数日兄様たちが見当たらない」
革命厨の私「(光る竹林!?光る竹林にいるんじゃない!?!?)」

 

関係ないですが朱雀家8人兄弟妹って近未来の少子化にかなり貢献してますよね。

 


【紅孔雀】
ここでザテレビジョンなどでのリハ写真で着ていた赤いビブスと青いビブスの謎が解けます。
赤いビブス=紅孔雀=宮近、松田、松倉

 

まずは紅孔雀チームによるパフォーマンスです。
"Free your mind"の曲に合わせてヒップホップ×MASKのパフォーマンス。
(初日レポでここを変面と表現している方もいましたが、厳密に言うとこれは変面ではないのでここではMASKとします。)

 

3人で1曲なので正直歌割りがいつもより多い。
ほぼユニゾンがなく、ソロライン中心で歌割りが構成されているので自担の声を聴ける量が多く感激しました。
(次に出てくる碧鷺パートも同じ。)

 

宮近さんはヒップホップを踊らせたら天下一品だし、重力を感じさせないダンスが天才。
元太くんは全身赤のお衣装がとにかく珍しく、曲調と低くて甘い声が合っていて惚れ惚れする。
松倉くんは以前苦手のジャンルとしてヒップホップを上げていたけれどそんなことは微塵も感じさせないくらい伸び伸び踊っていたし、何より仮面の扱いがセクシー。

 

初日の松倉くんは最後の布マジックの際に自分の布を落としてしまい、あぁこれはきっと袖にはけたら反省するやつだな…と会場にいた全松倉担が思ったに違いありません。

 


【碧鷺】
青ビブス=碧鷺=中村、七五三掛、川島、吉澤
こちらのチームは椅子プレイ×ブラックライト&蛍光色布の演出。
ジャズヒップホップ調のダンスで紅孔雀に比べて大人っぽく、セクシーなブロック。

 

ジャニヲタは基本的に椅子プレイ、ジャケットプレイ、ハットプレイが好きな3大プレイだと思うのですが、その期待を裏切らない椅子プレイです。

紅孔雀は3人での組み技というかステージ上でまとまっている時間が長かったのですが、逆に碧鷺は個々がはっきり離れていてパート分けも明確です。

 

うみさんはすごく動きがしなやかでふとした仕草にスタイルの良さが反映されます。
しーくんは動きの「とめはねはらい」がとても綺麗で習字のお手本のような美しさ。
しめちゃんは甘いマスクと裏腹の低めの歌声が曲に艶を出します。
そして一際私の目を引いたのはのえるくん。
動きひとつひとつが流麗でステージに一輪の百合が咲いたように華やかで美しかったです。

 


【誘惑】
碧鷺ブロック終了後、特に前触れもなくカゲロウの妖艶なダンスが始まります。
とにかくカゲロウ役の松田リマちゃんがまあ動けること。
(そして声がびっくりするほど可愛い。)

 

カゲロウを虎者ひとりひとりが捕まえにいこうとするもかわされたり、逆にカゲロウに弄ばれたり。
高身長組のうみさん、のえるくんはがっつりペアダンスがありました。
そしてここもヲタクの想像通りカゲロウは宮近さんと恋に落ちます。
(今ここで気がついたのですが、虎者たちは個人名が劇中出てこないんですね。)

 

革命厨の私「(やっぱりここは光る竹林なのでは!?)」

 

そして個人的に松倉くんとカゲロウのセクシーなペアダンスを期待していたのですが、カゲロウには相手にしていただけなかったようです。
松倉くんここでも不憫可愛いを発揮かな。

 


【闇の軍団】
宮近さんに恋してしまったことが速攻で父にバレるカゲロウ。
突然始まる、お前は闇に生きる運命by朱雀×愛してはいけない人を愛してしまったbyカゲロウのバラード。
物語の緩急でいう「緩」、起承転結でいう「承」から「転」への橋渡し。
感想は割愛。
(察してください。)

 


ここから先は場とシーンが合っているのか少し記憶が曖昧です。
(いかんせんメモを取っておらず脳内メモから書き出しているので。)
とりあえず合っているという前提で進めます。
間違っていたら次回観劇時に訂正します。

 


【光の闘い】
LEDで光る棒と光る靴のタップ演出。
ここでも紅孔雀、碧鷺はそれぞれの色に分かれた光り方をします。
滝沢歌舞伎のLED殺陣のように真っ暗で自担が分からないというわけではなく、自担の位置を把握してから照明が落ちるので初見にも優しい仕様になっています。

 

タップは振り付けのHIDEBOH先生のリズムが色濃く出ています。
(座頭市 タップで動画検索するとお分かりになると思います。)
棒でのリズムの取り方はKYO TO KYOの下駄ップのシーンを彷彿とさせ、いにしへのヲタクとしては胸熱でした。

 

薄暗がりの中でLED付きの靴が動くのでメンバーそれぞれの足の動きを見比べられる!と思ったのも束の間、結局自担にロックオンするヲタクあるある。
松倉くんの足は動きがはっきりしていて、1ステップ1ステップのコントラストが鮮やかでした。

 


【真実】
突然虎者を呼び出し実は息子だということを告げる父朱雀様。
「真(まこと)の虎者」になるために禁忌を犯したカゲロウを殺せと命じ、カゲロウには禁忌を犯した代償として兄である虎者を殺せと命ずる。
これは日本史あるあるだと思うのですが、将軍が自分の地位が揺らぎそうな時に2番手3番手同士を戦わせて共倒れさせ、自分の一位の座を守るというあの手法を用いたのでしょうか。

 

突然の父のカミングアウトもすんなり受け入れる虎者の面々。
(あ、そこは案外驚かないのは遺伝子レベルで勘づいていたからなのかしら?)
そして殺しあうのではなく、家族の絆を大切にしようと立ち上がり、闇堕ちした父を救うべく立ち上がる。(という理解ですが、合っていますか?)

 

まずは朱雀様のターン。
闇の電磁波的な何かを放ち、虎者を襲います。
ここでの松倉くんの顔の歪ませ方、電磁波に操られそうになるも自我を保とうとする演技に是非注目していただきたいです。
(こういうシーン、いにしへのセーラームーンのアニメで見たことある!!)

そしてその電磁波が形となり、プロジェクションマッピングとして現れ、一つ目の大掛かりなアクションシーンが始まります。

 

まずはプロジェクションマッピング×アクション。
近年の滝沢歌舞伎観劇済みの方はすぐにイメージがわくと思いますし、そうでないジャニヲタの方へはかつて嵐が紅白で披露したteamLabとのコラボと言うとわかりやすいでしょうか。

とにかく映像、効果音、虎者のアクションのリンクがかっこいい。


ここでも松松は2人セットで動いていて、互いを持ち上げたりしながら障害物を壊していくのでやっぱり松松は双子ということで。

 


【家族の絆】
ウォールトランポリンが「第7場 真実」に入るのか、「第8場 家族の絆」に入るのか迷いましたがこちらで。
数々の事前インタビューで今作の目玉と言われてきたウォールトランポリン。
ウォールトランポリンとは何ぞや?という方は数年前にCMでかなり流れていたシルクドソレイユの虫の演目"OVO"を思い浮かべてください。

 

まずは各メンバーが基本技を順番に披露。
登場順は忘れてしまいましたが、宮近さんがトップバッターだった気がします。
ここでは(多分)全員共通の技を披露していて、音楽系のコンクールの課題曲みたいな感じです。
松倉くんの開脚がすごく綺麗でした。
そしてのえるくんの身体能力の高さはわかってはいるが毎度生でアクロバットを見ると自然とおぉ〜と声が出てしまいます。

 

続いてソロやペアでそれぞれ違うプロジェクションマッピングに合わせてウォールトランポリンを披露。
ここでオープニングの「美〜Battle〜」で出てきたそれぞれの技がまた出てきます。
プロジェクションマッピングもそれぞれのペアに合わせてシーンが変わるのが面白い。
(イメージはネプリーグのファイブツアーズジェット(漢字の問題)やトロッコアドベンチャーみたいな感じ。)

 

しめしずだと思うのですが、下に落ちていく映像とリンクして背中から落ちていくところが場面転換に臨場感がありました。
そしてここでも松松は2人セットでとても松松でした。

 


【Namidaの結晶】
▶︎美〜Last Battle〜
現在発売中のザテレビジョンのリハ写真で出ているシーンがたぶんこちらです。
虎者たちが素手(と技)で闇の帝王 朱雀様とその手下たちに立ち向かいます。
(影山くんのフラッグはここでよかったんでしたっけ?)

ここにきてようやくオオワシ(影山くん)は棍棒やフラッグでダイナミックな攻撃、ハヤブサ(新くん)はローラースケートと短剣ですばしっこい攻撃、とそれぞれ名前にちなんだ攻撃をすることに気がつきました。

 

ここでは紅孔雀も碧鷺も関係なく(むしろシャッフルで)手下と朱雀様に攻撃をします。

結局紅孔雀と碧鷺のチーム分けの由来や必然性は最後まで明かされないのですが、パフォーマンスをする上での便宜上の組み合わせだったのかもしれません。

 

しずまちゅのアクションはしーくんがダイナミックな動きに対して、松倉くんがしなやかな動きをしていて、これはこれで松松とは少し違う対比でよかったです。

個人的には松倉くんは動けるJr.だと思っているので、今後も是非アクションや殺陣のある舞台に挑戦してほしいなと期待しています。

(毎度劇団☆新感線を観る度にアンケートに松松のお名前を書いていますが、それが叶う日はいつ来るのやら。)

 

 

▶︎Namidaの結晶

この後の展開は書くべきか悩むのですが、一言で言うと「ブルータスお前もか」状態です。

そして初日開けた翌朝のスポーツ紙に大々的に取り上げられた横たわる朱雀様の周りに家族が集まるシーンに繋がります。

この時の松倉くんの泣き顔は『Endless SHOCK 』のカイト役の時の泣き顔とはまた一味違って良いです。

 

さて問題はここから。

突然の朗読が始まります。

父の魂を弔う儀式なのかサビの♪涙 涙♪からワンフレーズずつ虎者たちが空に呼びかけます。

(私はここで松倉くんの泣き顔の余韻から現実にすっと引き戻されました。)

 

そして最後のフレーズをいい放ち、舞台が一瞬明るく照らされるので、これは「Namidaの結晶〜バラードver〜」を歌って終わるのかな?と思いきや、ステージ上部と左右の袖から真っ白な羽が舞い散り幕が閉じます。

初日は客席が戸惑いを隠せず、幕がしまってから少しざわめいたのですが、2日目以降はどうだったのか気になるところです。

 

 

以上がジャニヲタとしての一幕の雑記と感想でした。

双眼鏡を使わず、メモも取らない野生のヲタクなので所々違う点もあるかもしれませんが、そこはご愛嬌ということでお許しください。

 

ちなみにインタビュー等で言われている通り、海外を意識しているのか台詞が極力抑えられています。

とりわけ虎者たちの台詞はかなり少なく、台詞の量で言えば朱雀様>>>>カゲロウ>>オオワシ>ハヤブサ>>>虎者、と言ったところかもしれません。

 

個人的にはストーリーは滝沢革命、演出は滝沢歌舞伎で革命と歌舞伎のハイブリッド作品かなと思っています。

私自身は滝様チルドレンであるA.B.C-Zをファンを長年やっていたのでこういう演出や展開については理解の上で観劇したので衝撃は少ない方でしたが、他界隈からのファンの方がどう受け止めたのか気になります。

 

 

さてジャニヲタとしての感想は長くなるのでまずは一幕分をここに記しました。

近日中に二幕の分と舞台ヲタクとしての感想メモも残したいと思います。

 

ではでは。