今日も君が世界一だと伝えたい

アラサー赤文字系ヲタクOLによる好きなものへの重すぎるラブレター置き場

平成最後の観劇の話。

こんばんは。

 

いよいよ0時を回ったら年号が平成から令和に変わりますね。

普段仕事や生活で和暦を使うシーンが限られていてあまり馴染みがないので正直今回の改元はなんだか他人事みたいでふわふわしています。

 

 

とはいえ色んなメディアで「平成最後の〜」と煽られるとこちらも気持ちが乗せられますね。

ということで先ほど平成最後の観劇をしてきました。

 

演目は現在帝国劇場で上演中の大好きなレ・ミゼラブル

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初めてレミゼを観劇したのは2009年、大好きな神田沙也加ちゃんがコゼット役デビューした年。

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(歌唱披露の後で演劇関連の掲示板が大荒れしたのが懐かしい…)

 

以来レミゼは私の中で特別な演目で二年に一度、奇数年にやってくる再演をすごく心待ちにしています。

さーやの出演した09年、11年は1人で観劇しましたが、ご存知の方も多いようにレミゼは家族のお話。

自分の家族にも観てもらいたいと思い13年に初めてママを連れて行ったらママもハマり、15年にママとパパを誘って行ったらパパもハマり…と気がつけばレミゼ大好き一家になっていました。

ちょうど帝劇での上演は毎回春に行われるので母の日、父の日のプレゼントとして毎回連れて行ってあげることにしています。

 

 

レミゼの良さは何と言っても音楽。

初見で予習をしていなくてもあの「民衆の歌」は観終わった後に口ずさみたくなるはず。

そして劇内で対立するキャラクターや対となるシーンで同じ旋律が使われていたり、裏旋律に対比するキャラクターの曲が使われています。

音楽による伏線回収というか心情の対比がすごく美しいところが好きです。

 

 

そしてレミゼが一番好きな理由は自分が年齢を重ねるごとに感情移入するシーンが変わること。

初めて観た年はただひたすら、さやコゼ可愛い!!が主な感想でした。

それから年を重ねるごとに司教様の許しのシーンやバルジャンの改心のシーン、好きな人が自分の元へ帰って来ないのは分かっているが思い続けてしまうファンテーヌや見えないコゼットが見えるファンテーヌ。

娘に自分だけでは与えられない幸せを与えてくれる恋人も娘同様に守りたいと思うバルジャン、姉エポニーヌが亡くなったあとにエポニーヌの帽子を拾い上げるガブローシュそしてそのガブローシュを強く抱き止めるグランテール。

自分だけ生き残ってしまい不甲斐ない思いのマリウス、バルジャンが本当の父ではないと知ってもそれでも父と慕うコゼット。

 

書き始めるときりがないのですが、10年の間で涙を流したり、胸をぎゅっと掴まれるシーンが増えたり、変わっていったりしました。

たくさんのキャラクターがそれぞれの人生を歩む物語なので、どこかしらで共感できるポイントがあるのがこの舞台の一番好きで何年も見続ける理由です。

 

 

そんな大好きな舞台の平成最後の公演はこのキャストの組み合わせでした。

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レミゼは正直誰が出ていても観には行きますが、今日の目当ては海宝マリウスと知念ファンテーヌ、唯月エポニーヌ。

知念ファンテはお子様が産まれてからますます説得力のあるファンテになって、天に召されるところは涙なしでは見られません。

海宝マリウスは今回で3度目の出演ですが、何年経っても悪意のない純粋さで周りを巻き込んでしまう感じが何とも言えず好きです。

ふうちゃんエポは一見小さくて細くて少年っぽいのに話すと女の子なところが個人的には好きなエポニーヌ像。

 

 

今日は貸切公演ということで終演後、特別カーテンコールとしてキャストとオーケストラのみなさんと観客全員で劇中歌「民衆の歌」を歌いました。

年末の第九の合唱みたいで歌っていてとても気持ちよかったです。

(小野田アンジョと海宝マリ仕切りの特別カテコでしたが、普通に喋る小野田アンジョがブルゾンちえみwith Bの人にしか見えなかった…笑)

 

 

ということで平成最後の観劇でした。

年末ではないけれどなんだかちょっと一区切りみたいな不思議な気持ちですね。

平成もたくさんの素敵な作品に出会うことができたので、また令和になっても素敵な作品に出会えるよう劇場に足繁く通おうと思います。

 

ではでは。

 

 

*追記*

Travisお遊戯会Japanでレミゼをやったらの配役を勝手に妄想してみました。

 

吉澤バルジャン

川島ジャベール

七五三掛コゼット

松田マリウス

松倉エポニーヌ

宮近アンジョルラス

中村テナルディエ

 

プリンシパルがちょっと足りないので客演で京本ファンテーヌと森本テナルディエ夫人をストからお借りしたいと思います。

松倉くん絶対報われない片思いのエポニーヌはまり役だと思うんですよね。。。

報われない片思いながらも最後は松田マリの腕に抱かれて天に召される。

やっぱり松松です。

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